むい記

むいむいな日々のこと

さんがつ

あっという間に三月が来てしまった。昨日今日とごーせつで疲れ気味の私です。
一応志望している業界はあるのだけれど、色々なところの話を聞いていたらだんだん何がしたいのか、何ができるのかわからなくなってきた。ゆらゆらしています。ゆらゆらふらふらはいつもだけど。とりあえず個別で説明聞きたいところは積極的に聞きに行って、さすがにこればっかりは動かなければ何も始まらないので、ナマケモノの身体に鞭打って頑張ろうと思う。がんばれ。ねむいぞ。どうでもいいけど、ごーせつの受付で「行ってらっしゃい」って言われるのがなんか嫌......(・_・)シュン


で、昨日もごーせつだったわけだけれど家を早く出過ぎたので、本忘れたし時間あるときに読む本でも買うかと思ってジュンク堂へ行った。気になっていた河出書房新社久生十蘭』が幻想文学の棚にあって謎に感動した。今回はちょっとした時間に読めそうなのを探してたので他の棚へ。レジ近くの棚で柴田元幸書店のフェアをやっていて、そこにあったガルシア・マルケス『エレンディラ』を買ってみた。ガルシア・マルケスは私の大好きな桜庭一樹さん最愛(たぶん)の作家で、でも私は『百年の孤独』を挫折していたのでどうかなと思ったけれど短編集だったから勇気を出して読んでみた。そしたら思いのほか読めた。というかかなり気に入ってしまった。まだ半分くらいまでだけど、「この世でいちばん美しい水死人」が特に良くてうっとりした。水死体とか醜い天使とか幽霊船とか死期の近い上院議員とか、決してテーマは親しみやすくはないし、終わり方も切ないものばかりなのに、美しさやカタルシスがある。桜庭作品を読んだあとの気持ちに似ているのは、やっぱり影響受けているからなのかなあ。それを自分なりに感じられてよかった。次は(いつになるかわからんけど)挫折しないぞ百年の孤独......!あとガルシア・マルケスで他にマストな作品とかあれば誰か教えて下さい......。

そうそう昨日は、帰ったらポチっていたヘッドホンが届いていた。低音質はなんとなくわかるけど、私には一定以上の高音質がわからぬので、とりあえず満足してる。紺色だし。最近水色のもの買わなくなったなあ。ちょっと前までは水色のものばかり選んでしまっていて、電子辞書もパソコンも愛用のシャーペンも水色なのだけど、最近は紺色茶色緑色のものがふえてきた。水色のものを買う元気がないのかな、私には明るすぎるよ、って思っちゃう。歳かな......。まだ嫌いになったわけじゃないから、複雑な気持ちだ。

さてさて明日は朝バイト明後日はまたごーせつで忙しめだけど、踏ん張り時なのでふんばりますです。八日に東京行くの楽しみだな、日帰りだけど。用事済ませたら東京暮らしの弟と遊んで帰る予定。元気かな彼は。
ではではまた今度。